ファナック、Y軸500㎜の小型MC
大型のEV部品に対応
ファナックは4月10日、Y軸ストロークを100㍉延長した小型マシニングセンタ「ROBODRILLα-D28LiB5ADV Plus Y500」を発売した。近年増加するEV用部品などの大型ワークに対応するため、X軸ストローク700㍉仕様機のY軸ストロークを500㍉に伸ばした。
Y軸ストローク拡張の一方で、テレスコピックカバーの多段化などにより機械の奥行寸法は従来機より65㍉の増加に抑え、既存設備からの置換えにも配慮した。機械前面からテーブルへの寄り付きは180㍉に短縮し、段取り時の作業者の負担を軽減する。テーブル作業面は奥行き500㍉に拡張。工具収納本数28本の新仕様（オプション）を追加した。
（2024年5月15日号掲載）
